ベリヲタが風男塾にハマるまで(本編)

 

序章では、結局みやびちゃんのはなしで終わってしまったので、風男塾にハマったとき、そのとき思ったことをつらつら書いていきたい。

 

12/8 GIRLS ROCKSでの出会い

12/8に品川ステラボールでGIRLS ROCKSというイベントがあった。

出演者は、桜エビ~ず、PINK CRES.、バンドじゃないもん!、アンジュルム妄想キャリブレーション風男塾だった。

どこも名前は聞いたことあるグループばかりで、最近人気のところだろうし、なによりアイドルの対バン自体かなり久しぶりだったので楽しみにしていた。

 

その日はもともと有給の予定だったが、仕事が忙しく休むのは無理だったので、気合いで17時退社した。

タイムテーブルが出ていなかったので、PINK CRES.がいつ出るのかわからず、とりあえず開演までに行かないと!と思い、急いで向かった。

 

開演してみると、PINK CRES.は2番目の出演だった。早々にお目当てが終わったので、あとのグループはのんびりみていた。アンジュルムのときだけちょっと前に行ってみたりした。

この日のトリを飾ったのは、風男塾。男性ヲタクはやはり興味がないのか、妄キャリが終わると、会場から人がかなり減ってしまった。

 

だけど、知り合いから「歌うまいよ」聞いていたこともあったし、なんだかんだいままで見る機会がなかったアイドル、しかも男装ということでどんなもんかとちょっと興味があった。

人も少なくなったので、少し前に出た。といっても3柵目とかだが。

 

メンバーが登場した。1曲目が始まった。衝撃を受けた。

 

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「歌うますぎる…」

1曲目は夢幻のプロキオンだったが、歌い出しで引き込まれた。歌がうますぎて衝撃を受けた。

衝撃を受けながらも、女ヲタクの高い声でMIX打っているのがおもしろくて笑いながらも、歌のうまいひとを目で追っていた。

 

ただ顔を覚えるのがとても苦手なので、歌うまい人が歌うたびに、「あ、このひと!」と思いながら目で追っていた。ずっと見ていると、ダンスもうまいことに気付いた。

 

歌もダンスもうまい人ってそこまでいないと思っているし、かつ自分の好みのダンスであるかどうかが重要なので、そこにピタっとハマっていた。自分でも、こんな好みのパフォーマンスをする人がいたんだ!と感動もした。

自己紹介になり、名前はちゃんと聞き取れなかったが、水色担当の人ということは覚えた。

 

普段は6人だが、この日は赤園虎次郎くんがお休みで5人と言っていた。虎次郎くんの中の人である、虎南ちゃんのことは元ニコラ読者だったので知っており、お休みだったのがちょっと残念だった。

 

自己紹介のあとから、ずっと水色のひとを目で追っていた。見れば見るほど、聞けば聞くほど歌はうまいし、ダンスも好き。あーこんな人いたんだ…と何度も思った。

 

みやびちゃん以外のアイドル現場にもいままで行ったこともあるけど、そこまでガッツリハマることもなく、あくまでみやびちゃん最優先だった。その理由は、やっぱりパフォーマンスが私の好みかと言われるとそうではなかったから。顔が好きだったりすることは多くても、顔もパフォーマンスも好みとなると一気に範囲が狭まる。

 

みやびちゃんの好きなところは、見た目はもちろん、歌もダンスも好き。ちょっとした動きも「みやびちゃんらしい」動きになってしまうところや、みやびちゃんのちやほやされるのが大好きだけど、でもそれを嫌な感じをさせない天性的なアイドル!というところ。最初に最高なアイドルに出会ったからそれ以上の人はいないと思っていた。

 

だけど、今目の前に、とても好みのパフォーマンスをする人がいる。顔は遠くてあまり見えないけれど、雰囲気だけで「きっとこれはタイプだ」と断言できたくらいだった。

 

いままでもTIFとか対バンとかでアイドルを見たことはたくさんあったし、それこそハロプロだったら新メンバー加入とかもあったけれど、初めてみたときに「この人だ!」と思ったのは初めてだった。

 

この時、「ああ、”始まる”ってこういうことなのかもしれない」と思った。

もっと歌を、ダンスをみていたい。どんなグループでどんな人なのか、もっと知りたいと思った。なによりはやくライブに、単独のライブに行きたい、そして話してみたくなった。

 

ライブ中にツアーファイナルの中野サンプラザ公演があることを告知していた。そのライブ中すでに「中野は行くだろうな」と思っていたけれど。

 

ライブが終わり、すぐ風男塾のサイトをみた。水色の人が「愛刃健水」という名前というのを把握した。

そしてしばらくすると、各グループの特典会のアナウンスがあった。ロビーで、PINK CRES.と風男塾の特典会をやるとさわやか五郎が言っていたので、急いでロビーに出た。でも、ピンククレスはもともと特典会のアナウンスもなかったし、結果としてさわやか五郎の誤報だった。

 

ただ、誤報でちょっとだけホッとしたりもした。風男塾の握手に行ってみたくなったから。もしみやびちゃんの、PINK CRES.の隣で風男塾が握手してたら、風男塾の握手会には行ってなかったかもしれない。

 

風男塾の握手が始まり、ようやくメンバーの顔をちゃんとみた。それで、勢いで握手券買っちゃえ!と思い、1枚予約をした。1月にシングルが出るということで、その予約握手会だった。ハロプロとは大きく違う、写真も日付も入った豪華な握手券を握りしめて、列に並んだ。

 

上:ベリの握手券

下:風男塾の握手会

 

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握手の順番は、浦正くん→瀬斗さん→怜生くん→健水くん→来音くんだった。もちろん、その時はだれが誰だかわかるわけもなく、とにかく「はじめまして」握手で乗り切ろうとした。

 

最初の浦正くん。アイドル好きだったからか、風男塾でなんとなく知っていたメンバーだった。「初めまして、ライブがよかったので握手きました!」なんて話したら、浦正くんが「どこのグループ目当てで来たんですか?」と聞いてきて、「PINK CRES.です」と答えた。浦正くんのことなので、「おー!」って表情をしていた。やっぱり知っているだ~さすがだな~なんて思っていたら、隣の瀬斗さんが「みやびちゃん!」と言っていた。瀬斗さんのことは知らなかったが、みやびちゃんのこと知っているんだ!と思ってちょっと感動した。

次の怜生くんの記憶は申し訳ないけどあまりない。

 

そして、ついに愛刃健水くん。

「初めてきました、歌がうまくて感動しました」みたいなことを言った気がする。なんて返ってきたか、どんな表情をしたかまったく覚えていない。

でもなんか充実した握手だった。気がするのだ。

 

握手の最後は来音くん。2曲目(瞬間到来フューチャー)ではバク転しててびっくりしたことを言った気がする。

 

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そんな初めての風男塾との握手をした。

勢いで握手行っちゃえー!ってなったのは、TIF2013の夢アドぶりかもしれない。

#ちなみに夢アドは、握手しているところを外からみて「こんな可愛い子がいるなんて!」と感動して、その日にチェキ撮った

 

 

在宅活動 

 翌日から家に帰っては、youtubeを漁りまくった。

公式のライブ映像、showroomや熱闘!風男塾netから、なんの映像かわからないものまでとにかく漁りまくった。

公式以外は、グレーな気がするので、ここでは貼らないでおきますが、印象に残っているのは書いておこうと思う。

 

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即興ソングはShowroomの企画で行われたもので、このシーンだけ公式があげてくれていた。

 

 

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この映像をみて、野音のDVDを買うことを決めた。

チェンパラの紙テープをみて、「なにこれめっちゃ楽しそー!!!」と思い、七色の鳥で虹に感動した。

 

毎日動画を見て、見るたびに「健水くんかわいい!かっこいい!」と思い、はやくライブでみたい、会って話がしたいと思うようになった。

 

ついろぐをみると、はやくも週明けには、ツアーうぃずたすの郡山に行くことを決めていたらしい。それくらいのスピード感でハマりにハマった。

 

なんでハマったのか、改めて考えてみる。

 

  • 歌が上手い
  • ダンスもうまい、かつ好み
  • 顔がかわいい(キレイ系ではなくかわいい系)
  • おもしろい、よくふざける
  • 男装のときはなりきってる(声とか変えてる)
  • 動画が豊富(非公式も含む)
  • カプヲタ的にコンワニが最高

 

 

夏焼さん同様、歌とダンスが上手く、私の好みだったこと。ライブ映像を見ればみるほど、歌上手いなーって思ったり、ダンス好きだなーって思ったり。

それでいて、風男塾公式チャンネルにあがっている動画でゲラゲラ笑わせてくれた。公式チャンネルだと、上にもあげた訛りや即興ソング、他にもコンワニコントや愛してるゲームなどをみた。

 

関西人だからか(?)とてもふざけていて、それでいてパフォーマンスは抜群というのは卑怯だと思う。

あとは、実際握手やらポラ撮ってわかったけど、中の人である長谷川愛ちゃんのイベントのときと全然違い、まるで別人として存在しているのかなと思うことが度々ある。

ヲタクの名前呼ぶときでも、健水くんのときは呼び捨てなのに、愛ちゃんはちゃん付けで呼んだりする。歌の時も、話す時も声を低くしていたり、そういう小さいことが積み重なって、愛刃健水という人になりきり、別人ではないか?と思わせてくれる。

 

もちろん歌う時、たまに愛ちゃんのときで歌っていてもいまの健水くんぽいなと思ったり、健水くんとしてのダンスでも愛ちゃんぽいなと思うことはある。あるけれど、それ以上に違うことのほうが多いので、たまに本来の姿としての声や動きをみれるのも、それはそれでとても楽しかったりする。

 

そういったことを身近で感じるほど、どんどんハマっていったのだ。もちろん、この時はまだたった1度の握手しかしていないので、その違いとかはあまりわからなかったりしたけれど。

 

ハマった要素の一つには、いかに動画やDVDがあるかどうかもかなり重要だと思う。もちろん、現場がたくさんあるに越したことはないけれど、ちょうど全国ツアー中で直近が小樽、しかも大雪でモーニング娘。のコンサートが中止になった翌日とかだったので、さすがに行けなかった。そんなときいかに在宅で楽しめるコンテンツがあるか、あったからハマったと思う。

 

youtubeで探せば公式も短い動画もたくさんあり、MVもあり、いろんな動画があがっていた。過去の風ベントでニコ生配信されたものなど、探せばたくさんあった。

初めてみてから現場行くまで2週間くらいあったが、その間ひたすら時間を風男塾に使えたのは大きかった。

 

しいていうなら、元々ハロプロヲタクをやっていると、圧倒的にライブ映像(DVDとかの売り物)が少ないとは感じる。

PASSPO☆も好きだったので、ツアーのDVDが毎回のように発売されるのはハロプロくらいというのはわかっていたけれど、それを改めて感じた。

 

しかも卒業絡みのDVDは受注販売なので、手に入れるにはフリマサイトやらヤ◯オクで探すしかない。当たり前だけど、定価の倍はする。

そうなると一般流通のDVDはほんの数枚だった。

 

ベリもそうだけど、顔や雰囲気が全然違うころの映像はあまり好きではないので、野音のDVDのみ手に入れた。

#ちなみに、ベリだと宮殿以前は見たことがない

ただ初回盤だと2回目の中野サンプラザ映像もついていたので(ただし画質はめっちゃ悪い)、2回分のライブが見れるのはよかった。

 

最近だと、2016〜2017の全国ツアーWith + ファイナル中野サンプラザ公演の円盤が発売されたので、興味ある人は是非見て欲しい。いまのところ今年一よかったライブ。 知り合いなら貸します。

 

ツアーWith +

そうこうしているうちに、12/25になった。ツアーWith+(正式名称うぃずぷらす、だけどハッシュタグとかはうぃずたすだったので、以降うぃずたすにする)の郡山公演だ。

 

前日の青森公演では、クリスマスイブということでサンタ衣装だった。この日もサンタとは言われてなかったけど、前日がサンタだったので今回もそうだと思いウキウキしていた。

 

ベリのラストシングル「ロマンスを語って/永久の歌」のリリースイベントの仙台に行ったぶりの東北新幹線。(ツアー仙台もあったけどそのときはバス移動だったはず)

 

郡山について、さっそく会場へ向かう。現場について、ハロプロ現場との違いにビビった。

 

  • ほとんど女子、しかも若い(母親と来る子もけっこういた)
  • グッズは会場内後方で売る
  • 1000円以上のグッズ1つにつき、握手券がつく(!!!)
  • ガチャがガチャガチャの機械ではなく、箱から引く方式

 

「ひぇー若いな…」と私でも思うくらい若かった。そんな中グッズ列に並び、水色の推しT、ポーチ、キンブレを購入。昼ごはんを食べに行き、開場時間にライブハウスに戻る。列に並び、入場。一般購入ということでけっこう後ろの番号だったこともあって、運よく段差上をゲットできた。

 

開演前はメンバー出演のパロディグッズCMが流れている。しかもめっちゃおもしろい。CMといえば、ハローの新曲CMしか見たことがない気がするので、メンバー出演のグッズCMが新鮮だった。

 

ライブが始まると、初見ヲタクあるあるで推し以外のメンバーをまんべんなく見ていた。前回のGIRLS ROCKSでは虎次郎くんがいなかったこともあって、初めての6人の風男塾。そして、ワンマンライブだった。

改めてみても歌はうまいし、ダンスはうまい。それでいて、ステージ上でキメるところはキメてるし、ふざけるところはふざけてて見てて楽しい。書いていると、ベリっぽさあるね(泣)ちなみに、開場前に並んでいたら、ベリの武道館パーカー着ている人もいたし、兼ヲタもちょいちょいいるみたい。

 

この日のライブの感想は、アメブロに(たしか)書いたので少し省略。

 

ただハロやPO☆に慣れている身としては、ライブが1時間半くらいで少々物足りなさがあった。毎公演後に物販があり、PO☆とかよりも物販が時間かかるようで仕方ない部分もあるけれど、ライブで魅せるアイドルだとも思うので、もったいないかな~とも少し思った。

#だからこそ、ファイナルは2時間半くらいやっていて感動した

 

 

物販では全員撮影と2ショ(×4)と個別握手(×10)行った。グッズについてくる握手券と、ポラ目当てでCDを予約で握手券が10枚になってしまったので、卒業が決まっている浦正くんと虎次郎くんのところに行こうと思っていた。

 

でも、数回握手をしていると、健水くんがヲタクが喜ぶであろう言葉をポンポン言っており、それに感動したり、もっと話したいという欲が強まり、結果として10ループしていた。さすがに健水くんにも「めっちゃ来るやんw」と言われたが。

それくらいステージ上の健水くんも、握手の健水くんも、一人の実在する人なんじゃないかと思わせてくれた。これが2.5次元と言っている理由か~なんてちょっと感動しながら。

 

結局満足げに新幹線で帰り、余韻に浸りながら寝ていたら、夜中に高熱を出し、翌日初めて仕事を休んだ(笑)

 

休んで昼過ぎに回復したのち、再び動画やDVDを見る一日を過ごした。余韻が抜けず、はやく次のライブに行きたいと思うようになった。28日の年末の大阪は仕事納めの日で行けなかったので、年始3日の冬TIFと、18きっぷの有効期間ということで7日の名古屋に行くことにした。

 

こうしてどんどん沼にハマっていった()

 

きっとベリが活動していたときに見ていたらきっとハマらなかった気もする。夏焼さんが活動しているものの、活動ペースは月に1回あるかないかで、暇なヲタクとしてはちょうどいいタイミングで最高の推しとなる人を発見してしまった。

 

1月は風男塾に費やした1か月となったけれど、駆け出しのヲタクで、ちょうどツアーとシングルリリースが被ってかなりいいタイミングだったと思う。

風ベントのときに健水くんにも言われたけど、たくさん会う機会があってほんとによかったって改めて思った。もちろん浦正くんと虎次郎くんがいる風男塾に出会えたのもよかった。中野のライブも見れたのもよかった。

 

こうして新しく「推し」という存在が現れ、いまもヲタクを続けている。やっぱりアイドルヲタクはとても楽しい趣味だし、やめられないなと思う。

なお、推しが増えたことにより、今年も貯金ができるか心配になったのは言うまでもない()

 

夢は、夏焼さんと健水くんが2ショットあげてくれること。叶うといいな~。

 

※なんか予想よりもはるかに読まれているっぽいので追記すると。風男塾現場は基本1人なので仲良くしてください…笑笑